歳時記 7月

7月は別名文月と言われます。文月は、もとは布美月といい、保布布美月を省いたものです。稲は7月に「穂を含めり」ということからついた呼び名です。また、牽牛と織姫に詩歌の文を供えてまつることから文月となりました。

本日は七夕、全国的に雨模様。お空の上の織姫と彦星は逢えるのでしょうか・・・

7月の異名

文ひらき月 文披月(ふみひろげつき)

七夕月(たなばたづき) 七夜月(ななよづき)

愛逢月(めであいづき) 織姫と彦星が愛し逢う月という意味

袖合月(そであいづき)

  七夕の けふやうれしさ 包むらむ あすの袖こそ かねて知らるれ

  契りける ゆゑは知らねど 七夕の 年ひと夜ぞ なほもどかしき

   さまざまに 思ひやりつつ よそながら ながめかねぬる 星合の空

             健礼門院右京大夫(けんれいもんいんうきょうのだいふ)

蘭月(らんげつ) この蘭は現在の蘭ではなくてフジバカマの古名。

女郎花月(おみなえしづき)

親月(おやづき) 「親の墓参りに行く月」の意

七夕のお飾りにはお金に困らないようにと「巾着」、海の恵みの感謝と豊漁の願いを込めて「投網」、整理整頓や物を粗末にしないようにと「くず籠」、家族の長寿を願い「折り鶴」、裁縫の上達や着るものに困らないように「紙衣」織姫の織り糸を表す「吹き流し」などが有り、願い事を短冊に書いて想いを結ぶ。(短冊は赤・青・黄・白・黒と5色揃っているほうがより幸せを呼ぶとされているようです。

因みに天の川を挟んで光るそれぞれの星☆彡  こと座のベガが織姫、わし座のアルタイルが彦星なのです。

新型コロナウイルスの影響で大切な人にも思うように逢えない日々ですが、少しでも早く終息して想い人に逢えるように・・と天の川に願いが届きますように。